ますおか増田が横山たかしさん追悼 オセロとの100万円事件とは
ますだおかだの増田英彦が4日夜、ABCラジオ「よなよな」に生出演し、所属事務所・松竹芸能の先輩で、多臓器不全のため1日に70歳で亡くなった漫才師・横山たかし(本名・山高孝)さんを追悼した。増田は父親のように思っていたたかしさんの高い声と口調をまねて、あえてしんみりせず明るくしのんだ。
たかしさんと、解散した松嶋尚美と中島知子のコンビ・オセロとの「100万円事件」も明かした。女性コンビが長期間続かないということで、たかしさんは、93年結成のオセロに「2000年になっても松竹芸能におったら、100万やるわ」と約束。
期限1日前の99年12月31日にたかしさんから、増田に「どうしたらええんじゃ。明日、2000年が来るんじゃ。あいつら、浪花座の楽屋に取りたてに来るわ」と相談の電話がかかってきたという。当時で5、6年前の話だったため「忘れてますって」という増田に、「そんなことない。こないだ会うたら、『師匠、もうすぐ2000年ですね』って言われたんじゃ。覚えとんじゃ、あいつら」と泣きが入ったという。
増田が「師匠、謝りましょう。土下座して“10万円にまけてくれ”言うたら、まけてくれます。オセロも売れてますし」と授けると、たかしさんは「ほんなら、そうするわ」と納得。当日である00年元日にもたかしさんから「オセロ、朝イチで取りたてに来よったわ。ほんで土下座したわ。そうしたら10万で許してくれた。あいつらも優しいのぉ」と報告があったという。