宝田明、“同級生”ゴジラと固い握手 「65周年記念イベント」で感慨無量
俳優の宝田明(85)が5日、都内で行われた「ゴジラ&宝田明 65周年記念イベント」に出席。ゴジラとともに歩んだ65年間の芸能生活を回想しつつ“同級生”である初代ゴジラと対面して固い握手を交わした。
65周年を迎えた大人気シリーズ「ゴジラ」の第一作で主演した宝田は今年で芸能生活65周年。節目の年を祝福しにゴジラが駆けつけると「うわぁ来た!」と少年に戻ったかのように無邪気な声を上げて大喜びした。
ゴジラシリーズは、海外でも「GODZILLA」として親しまれて大人気。先日公開された米映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」も世界興行収入193億を突破する好調なスタートとを切った。世界中で活躍する“同級生”へ「ゴジラは今では世界的に知られて殿上人だね」と尊敬のまなざしを送った。
海外に行く機会が多い宝田は、現在も入国審査や街中で「アキラ!ゴジラ!」と頻繁に声をかけられるという。これまで6作のゴジラシリーズに出演したレジェンドは「ゴジラ=アキラとイコールで考えてくださっていてうれしいですね」と誇らしげだった。
65年の時がたち、映画はモノクロからCGを駆使したカラーへと進化。最新の技術に驚きながらも「これからも愛されるし(作品が)撮られていくと思う」とゴジラの未来に期待を寄せ、咆哮を上げ続けるゴジラへ「大いに羽ばたいていただいて、品よく凜とした姿でいてほしい」とメッセージした。