ピエール瀧被告 石野卓球に「迷惑かけた」 音楽活動に意欲【被告人質問4・終】

 麻薬取締法違反で起訴されたテクノユニット・電気グルーヴのピエール瀧被告(本名・瀧正則)の初公判が5日、東京地裁で始まった。裁判は即日結審し、検察は1年6月を求刑した。18日に判決が言い渡される。

 法廷に現れた瀧被告は黒スーツに白いシャツ、紺色のネクタイ姿で、髪の毛はきちんと整えられていた。起訴内容については認め、保釈以降は薬物依存治療プログラムを受けていると説明。今後については「二度と手を出しません」と語った。【以下、被告人質問一問一答(4・終)】

 -ミュージシャンとして音楽を作ることは。

 「楽曲の制作は相方(石野卓球)が主導を握ってますが、音楽を作る部分はこれからもやっていこうと思います。この先はバンドの中で協力のもと、足並みをそろえ、やっていかせてもらえたら」

 -仲間とはその話をしてるのか。

 「そこの部分に関しては、話は及んでません。彼にも迷惑をかけてしまいましたし、その中で次のことを話し合うより、今この状況を改善し、それが済んでからが最初のスタート」

 (懲役1年6月が求刑されてから最終論述)

 「今回、この事件で多くの皆さんに迷惑をかけてしまいました。2度と薬物に手を出さないことを誓います。以上です」

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