パフォーマーのＥＸＩＬＥ　ＡＫＩＲＡ（３７）と、台湾出身の人気モデルで女優のリン・チーリン（４４）が６日、結婚したことを発表した。２人は２０１１年に劇団ＥＸＩＬＥの舞台「レッドクリフ　～愛～」に夫婦役で共演。８年を経て現実でも夫婦となった。この日、２人で台湾と日本の区役所をはしごし、両国で婚姻届を提出。挙式・披露宴は未定。チーリンは妊娠しておらず、互いの活動拠点が違うため、住居は臨機応変に決めていくという。

　国境を越えた美男美女カップルが、電撃ゴールインを果たした。２人は２０１１年の舞台で共演。０８、０９年に２部作で公開された中国の大作映画「レッドクリフ」を舞台化したもので、戦乱の世にはかなく燃える愛がテーマだった。

　軍師を演じたＡＫＩＲＡと、映画版でもヒロインだった妻役のチーリンは、その後も友人として親交を続け、昨年末に結婚を前提にした交際に発展。この日、台湾から日本に渡り、両国で婚姻届を提出するスケール感の大きな入籍を果たした。

　チーリンは日本に短期留学した経験があり、日本語、英語も堪能な才女。ＡＫＩＲＡとは日本語を中心に英語と中国語を交えながらコミュニケーションを取り、愛をはぐくんできたという。

　俳優としても活躍するＡＫＩＲＡは、１７年に巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙－サイレンス－」でハリウッド映画に初進出。米ロサンゼルスにも拠点を置き、世界を舞台にした活動をにらんでいる。ＥＸＩＬＥとして来年に控える、６年に１度の祭典「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＹＥＡＲ」を前に、ともに国際派として支え合う決断を下した。

　２人は同日、報道各社にＦＡＸを送り、コメントを発表。ＡＫＩＲＡは「責任感の強さと、愛にあふれる人柄に心ひかれました。志玲（チーリン）さんを心から幸せにしたいと真摯に思いました」と報告。チーリンも「さわやかで温かく、男らしさの中に子どもらしさがある人柄に私はひかれました。共に未来と人生の起伏に向き合い、強く二人で力を合わせて歩んでいきたいと思います」と決意をつづった。