鈴木雅之 布袋寅泰を全国ツアーのステージに…伊原六花も
歌手の鈴木雅之(62)が7日、東京・NHKホールで全国ツアーを再開した。ライブはニューアルバム「Funky Flag」収録曲「愛のFunky Flag」でスタート。鈴木が曲の途中で同曲をプロデュースしたロック・ギタリストの布袋寅泰(57)をステージに呼び込んだ。
布袋は鈴木のソロデビュー曲「ガラス越しに消えた夏」のギターを担当しており、2人のコラボは33年ぶり。ステージでの共演は初めてとなる。鈴木は「あさってから全国ツアーなのに、時間を作ってきてくれた。うれしいね」と布袋に感謝の言葉を贈った。
さらに鈴木は「両偽膜性声帯炎」で、5月24日の東京・中野サンプラザ公演など計4公演を延期したことをファン3800人に「大変ご迷惑をおかけしました」と陳謝。「もうきょうは復活劇でしょう」と自身にゲキを飛ばし、最新アルバム収録曲を中心に、ソロの代表曲「恋人」、「もう涙はいらない」、シャネルズ時代の「ハリケーン」、ラッツ&スター時代の「め組のひと」などのヒット曲を熱唱した。
アンコールでは“ラブソングの王様”鈴木が初めてアニメ曲に挑戦した「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」のオープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」を披露。歌唱コラボした女優・伊原六花(20)を「紹介します。伊原六花です」と呼び込み、2人で熱いステージを繰り広げた。
鈴木が「2016年に還暦を迎えて、そこがゴールだと思っていたけど、ここからまた新たなスタートが始まるんだ。そう思った。1年に1回、鈴木雅之と会って7年後には古希ソウルを楽しみましょう。来年はデビュー40周年、めいっぱいロックンロールを楽しみます」と誓い、復活劇を全25曲で締めくくった。