パラリンピック成功へ 海老蔵らが初会合
2020年東京パラリンピックに向けた東京都の懇談会の初会合が10日、都庁で開かれ、大会を成功させるために必要な取り組みや、バリアフリー推進の機運醸成について意見交換した。
メンバーの歌舞伎俳優市川海老蔵(41)は妻の故小林麻央さんががんの闘病中に車いすを利用した経験から、エレベーターや駅の改札の狭さなど公共施設の問題点を指摘。コメディアン萩本欽一(78)は「ロンドンパラリンピックでは観客席がいっぱいだった。それに負けない観客席をつくりたい」と語った。
事故で車いす生活を続けながらアイドルグループ「仮面女子」で活動する猪狩ともか(27)は「心のバリアフリーを進めるのはパラスポーツ。魅力を伝えたい」と話した。