河野景子「私も辛いことがありました…」 乗り越えたのは「笑顔」の力
フリーアナウンサーの河野景子(54)が14日、横浜市内で「アンチエイジングフェア 2019 in 横浜みなとみらい」のオープニングセレモニーに出席。自民党・加藤勝信総務会長(63)、神奈川県・黒岩祐治知事(64)らとともにテープカットを務め、「ダウンエイジングのためのセルフプロデュース」と題したトークショーを行った。
河野は、鮮やかなオレンジ色のカーディガンにワンピース姿でさっそうと登場。司会のフジテレビ・佐野瑞樹アナウンサー(47)から「(河野の存在自体が)もう、アンチエイジングである!みたいな」と絶賛されると、「アンチエイジングを意識しなくてはいけない年齢にどっぷりとつかっております。逆らえませんから、生き方をシンプルに、前向きに行こうと思ってます」と生き生きとした笑顔を振りまいた。
トークショーでは、アンチエイジングについて大いに語った。まず「週刊誌や新聞で、カッコ年齢、って書かれますけど、書かなくていいのに」と報道陣をチクリとやりながら、フジテレビ時代にパリ駐在員だった頃、女優のオードリー・ヘプバーンにインタビューした際のことを振り返り、「24枚撮りのインスタントカメラを持って行って、彼女を24枚撮りました。現像して全部見たとき、全部キレイなの。中には目がちょっと半開きになってるのもあるのに全部キレイで、その秘密は口元にありました。すべての写真が『ローマの休日』のときの口元をしていた。常に美しく見えるポイントはそこなんですね」と力説。
参加者には顔筋を鍛えるためのトレーニングを伝授。「『あ』は縦に指が3本入るくらいやる。カメラマンの方達もやってくださいね!」と前方の席に陣取った報道陣にもトレーニングを“要求”し、口の開け方が足りないと「そこのカメラマンの方々、ダメでしたよ!」とダメ出し。「私も今、(口を大きく開けたトレーニングを)やりたいんだけど、その写真が使われるからできない。カメラマンの方達、撮らないでやってくださいね~」といたずらっぽく笑った。
昨年10月に元貴乃花親方の花田光司氏(46)と離婚したことにもそれとなく触れ、「私もつらいことがありました。何があったかは皆さんお分かりだと思いますが。そんなとき自分を鼓舞していたものは笑顔でした。余り周りにつらそうに思われないように笑顔でいようと思いました」と河野。「『令和』の考案者といわれている中西進先生にお会いして、笑顔の語源はどこからかお伺いしたら、笑うというのは咲くという字からから来ているとのこと。顔が花開くということなんですね。花を咲かせられるような人生を送っていきたい」と口角を上げて前を見据えていた。