テレ朝 吉本にコンプライアンス遵守求める…詐欺Gへの闇営業発覚で
テレビ朝日が闇営業問題に揺れる吉本興業に対し、所属タレントのコンプライアンス遵守徹底を求めていることが14日、分かった。カラテカ入江慎也の仲介で振り込め詐欺グループの忘年会に出席していた雨上がり決死隊の宮迫博之は、MCを務める同局バラエティー「アメトーーク!」の観覧に、詐欺グループ主犯格夫婦を招待する発言をしていたことが報じられている。
同局は実際に呼び込まれていたか調査をしたといい、「社内で調べたところ事実は確認できませんでした」と話した。
調査を踏まえて、「現時点では放送予定には変更はありません」と説明。「しかしながら、事務所を通さずに接触したことによって、逮捕される前だったとはいえ、振り込め詐欺や反社会的勢力の人物がいたとの指摘がある事業集団との関係を疑われる報道があったことは、誠に遺憾に思います」と一連の騒動に対して言及。続けて、「当社といたしましては所属事務所に対し、改めて所属タレントのコンプライアンス遵守の徹底を求めています」と透明性を求めていることを明かした。
2014年12月の忘年会に、所属事務所を通さない“闇営業”で宮迫ら吉本の所属タレントを仲介し、出演させた入江は、今月4日付けで吉本との契約を解消された。