乃木坂４６の堀未央奈（２２）が１７日、大阪市内で行われた初主演映画「ホットギミック　ガールミーツボーイ」（２８日公開）の舞台あいさつに、共演の清水尋也（２０）と登壇した。

　販売部数４５０万部超の恋愛漫画が原作で、純朴な少女が、３人の男性から恋心を寄せられる青春ストーリー。自分に自信を持てない女子役の堀は「私はいま２２歳で、物事をはっきり言う気の強い女性に育った。１０代のころは思ったことが言えない時期があった。（演じる成田）初（なりた・はつみ）ちゃんと重なるので、１０代の気持ちを引っ張り出した」と演技を振り返った。

　秀才ながら恋には不器用な橘亮輝（たちばな・りょうき）を演じる清水が「頭脳明晰（せき）なところが似てる」と胸を張ると、堀は「（清水は）ずっと言ってる。ツッコミづらい。本当に頭が良かったら…」と反応に困っていた。

　また、堀は今作で、開催中の「第２２回上海国際映画祭」アジア新人部門・優秀女優賞にノミネートされ、現地での授賞式に参加する。司会から「最優秀女優賞なら日本人初の快挙」と言われると、「人類初？」とまさかの大ボケ発言。会場から笑いが起こる中、司会が「２２回だから２１人はいる」と反応すると、「恥ずかしい」と赤面した。それでも、気を取り直して「初めての獲得になったら、スタッフあっての初ちゃん。『ホットギミック』を背負って、上海国際映画祭に出たい」と力を込めた。