吹田の交番襲撃 刺された警官は元ラグビー選手 高校の先輩五郎丸ら回復願う
大阪府吹田市の千里山交番で、古瀬鈴之佑巡査(26)が刃物で刺され拳銃が奪われた事件で、吹田署捜査本部は17日、強盗殺人未遂容疑で、住所不定、職業不詳の飯森裕次郎容疑者(33)を逮捕した。同日早朝、大阪府箕面市の山中で発見し確保した。捜査本部によると「私のやったことではありません」などと容疑を否認している。
2015年のラグビーワールドカップで活躍し、現在、トップリーグのヤマハ発動機に所属している五郎丸歩選手(33)は17日、自身のツイッターに「古瀬がんばれ!!」と激励のメッセージを投稿した。古瀬巡査と五郎丸選手はともに佐賀県立佐賀工高ラグビー部出身。五郎丸選手が先輩に当たる。
古瀬巡査は高校ラグビーの強豪・佐賀工卒業後、東海大に進学。18年に大阪府警に採用された。同世代のラグビー選手で、現日本代表の流大(ながれ・ゆたか)選手(26=サントリー)も、飯森容疑者の逮捕後ツイッターに「あとは古瀬の回復を祈るのみ」と書き込んだ。