「翔んで埼玉」、「パタリロ!」原作の魔夜峰央氏 家賃1200万円滞納を告白
今年、映画化され大ヒットした「翔んで埼玉」や、昨年、単行本が100巻に到達した長寿ギャグ漫画「パタリロ!」などで知られる漫画家の魔夜峰央氏(66)が18日、NHK総合の生番組「ごごナマ」に出演し、仕事場の家賃を1200万円滞納していたことを打ち明けた。
魔夜氏は「漫画界そのものが、まず本が売れなくなって、雑誌がどんどん休刊、廃刊になっていく。当然、経済的に厳しくなってきて」と、出版不況が漫画界をも飲み込んでいったことを説明。「私自身は冬の時代と呼んでおりますが、そういう時代が10年も続きましたかねえ」と、自身も出版不況の影響を受けたという。
「いろいろございまして、借金もしたり、いろいろ。わかりやすくいうと、仕事場を借りてたんですけど、ずーっとね、滞納してたんですよ。とってもいい大家さんでずーっと待っててくれたんですよ。7~8年。累計1200万円でしたね、最後は。でも、さすがにもう、『ダメだから出てってくんない?』って感じで」と、具体的な例を挙げた。
幸い、「そのすぐ後に『翔んで埼玉』がヒットしたおかげで、そういう義理のある借金、全部お返しすることができましたし」と、滞納した家賃など借金は返済できたという。