藤井七段が順位戦白星発進 将棋のC級1組開幕飾る
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は18日、大阪市の関西将棋会館で指された第78期名人戦順位戦C級1組の開幕戦で村田顕弘六段(32)を破り、好スタートを切った。前期はB級2組への昇級を逃しており、今回はその雪辱を期す。
前期のC級1組は、藤井七段ら4人が9勝1敗で首位に並ぶ混戦で終了。昇級者は第76期の成績の差により、師匠の杉本昌隆八段(50)と近藤誠也六段(22)になった。
各10局を戦うC級1組は上位2人がB級2組へ昇級。順位戦は最上位のA級からC級2組まで5クラスあり、A級の優勝者が名人挑戦者となる。