ドーキンズ英里奈 ハーフタレント巡る風潮に疑問…区別と差別がなくなる世の中に
ニュージーランド人の父と日本人の母親を持つタレントのドーキンズ英里奈(26)が20日、ブログを更新し、ハーフタレントをめぐる風潮に対し、「ハーフ全体をこうだって決めるなよ!と思うんです」と自身の考えを示した。
ドーキンズは「芸能の仕事をさせてもらう中で感じるのはハーフあるあるって盛り上がるテーマなんだってこと」とこれまでの経験から記した。その中でも「ちょっと変わってるハーフあるあるって盛り上がる」とし、「結局、それがみんなが興味があることでいま注目されているのが『あるある』なんだ」と、つづった。
それに対してドーキンズは、「もやもやしても…変だよ!と声をあげることをしてこなかったし大人になって、snsをはじめて色んな意見を持つ人たちに触れて偏見も感じることはあるけれどすべてに対応はできていない」と反論したいものの、きちんとできていないことを省みた。
その上でドーキンズは「私自分が、差別に加担している」とし、「ハーフってこうなんですよ ってよくネタのようにいいますけれど、ぶっちゃけ『ハーフってこう』ってだいぶおかしい話なんですよね」と一概に決めつけることに疑問を呈した。
「多国籍な親をもつすべての人がハーフ 文化は国ごとに違うし 日本で育ったのか、海外で育ったのかでも考え方は全然違います」と記した。ドーキンズは「その人それぞれで違うんです。だから、ハーフ全体をこうだって決めるなよ!と思うんです」と記した。
ドーキンズは「私は発信したいです。結局、ハーフであることも私の一部だからそれを知ってもらいたい。いちいち珍しくとらないでよ!とは思う それもでも、興味もってもらえてるんだってプラスに考えていきたい」とし、「どんどん珍しいことじゃなくなって当たり前のことになっていけばいいな。だから、発信していってどんどん知ってもらいたい!いらない区別や差別がなくなる世の中になりますように」と願った。