チョークアーティストの松下萌子、個展で“同期”橋本マナミとのコラボ作品初披露
「Moeco」名義でチョークアーティストとして活動する女優の松下萌子(36)が21日、東京・中目黒のMDP Galleryで、チョークアートの個展「秘花-HIBANA-」(7月6日まで)の初日を迎えた。
今回の個展は、17年1月に開催した、日本の春画をモチーフにした個展「艶画」の延長線上にあるという。妖艶な空間に、約1年ほどの製作期間で描き上げた約20点のチョークアートを展示。作品はすべて、自身の指を使って描いた一点もの。全体でスワロフスキーを2000個使用するという豪華な仕上がりとなっている。
目玉の1つとなっているのが、著名アーティストとのコラボ作品。女優・上戸彩(33)が審査員特別賞を獲得した1997年の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」でマルチメディア賞を受賞した際、演技部門賞に輝いた橋本マナミ(34)を描いた作品も展示されている。
橋本とはいわば“同期”の間柄で、コンテスト以来の友人だという。今回は橋本を自宅に招き、頭にレースをかぶせた状態で撮影。橋本の持つエロティシズムとともに、親しい間柄だからこそ見せる素顔も存分に引き出した。
松下は「ずっと『何か一緒にできたらいいね』って話してたんですけど、すごくうれしかったです。出会って20年たって、私はチョークで、マナミちゃんは女優で、こうやって重なることができたのは感慨深いです」と笑顔。「本当に素晴らしかったです。セクシーなモチーフが多いんですけど、絶対マナミちゃんに合うと思ってお願いしました」と話した。
過去には、親交のあるタレント・志村けん(69)らも描いた経験があるという。「今後は、全部(著名人と)コラボの展覧会もやってみたい」とニッコリ。これまでニューヨークやハワイ、ソウルでも個展を開催しており、「これからはヨーロッパでも開いてみたい」と意欲を示した。