吉本興業は２４日、雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）ら所属芸人１１人を「当面の間」謹慎処分にしたと発表した。大規模詐欺グループに対して、事務所を通さずに仕事をする闇営業の形で関与したことが判明し、慎重に調査した上で決断した。

　宮迫は「この度は世間の皆様、並びに番組、スポンサーの皆様に大変なご迷惑をおかけし申し訳ございません」と謝罪した上で「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」とこれまでのギャラをもらっていないとの主張から一転、“闇営業”を事実上認めた。

　そして「相手が反社会勢力だったということは、今回の報道で初めて知ったことであり、断じて繋がっていたという事実はないことはご理解いただきたいです」とした。

　宮迫は歌っている動画も流出していることから、動画を「目の当たりにして、情けなく、気づけなかった自身の認識の甘さに反省しかございません」ともつづった

　ロンドンブーツ１号２号の田村亮は「金銭の受け取りがございました」と認め「世間の皆様に虚偽の説明をしてしまった事を謝罪させていただきます。私を信用してくれた世間の方々、番組スタッフ、関係者、吉本興業、先輩方、そして淳を裏切ってしまった事は謝っても謝りきれないです」と後悔をつづった。「このような行動を取った自分が恥ずかしくて堪えられないです」ともコメントしている。