宮迫ら謹慎処分…11年には紳助さんが黒い交際で引退「自分の中ではセーフだと…」
吉本興業は24日、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)ら所属芸人11人を謹慎処分にしたと発表した。大規模詐欺グループとの闇営業で「一定の金額を受領していた」ことが判明したとして決断した。吉本は今月6日、仲介役のカラテカ・入江慎也の契約解消を発表した際、「絶対に反社会的組織との交流は許さない」コメントしていた。2011年8月には“平成の視聴率王”の異名をとった島田紳助さん(63)が暴力団との交際が原因で芸能界を引退している。
紳助さんは2011年8月24日、暴力団関係者との交際が原因で、引退した。会見では「その筋の交際がいけないのは知っていたが、人と人との付き合いをしていた。自分の中ではセーフと思っていたが、芸能界のルールとしてはアウトだった」と涙を浮かべて語った。
暴力団関係者2人との交際は、同年8月12日に外部からの情報で発覚。05年6月から2年にわたる親密なメールのやりとりなどで、吉本側から証拠を突きつけられて認め、自ら引退を申し出た。会見の最後には「切腹の介しゃくをしていただいてありがとうございました」と語った。
これまで、週刊誌などに暴力団との交際を書かれたことには「うそばかり」と断言。「明日から一般人ですので、嘘を書いたら、訴訟が起こせます」と恨み節も口にした。
暴力団関係者との交際のきっかけは「10数年前」に引退も考えたトラブルを抱えた際、トラブルを解決してくれたことだったという。