ザブングルも謹慎処分 反社会的勢力から金銭授受、吉本タレント同じ忘年会に出席
お笑いコンビ・ザブングルの加藤歩(44)と松尾陽介(42)が24日、過去に反社会的勢力の忘年会に出席し、金銭の授受があったことが認められたとし、所属事務所のワタナベエンターテインメントから無期限の謹慎処分を下された。
ザブングルは、この日無期限の謹慎処分が発表された、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)ら、吉本興業の芸人11とともに、2014年12月、に大規模詐欺グループの忘年会に出席。その様子が6月7日発売の週刊誌「FRYDAY」に報じられた。ワタナベエンターテインメントによると、報道を受けて当人たちに聞き取り調査を行った結果、他事務所の先輩芸人に誘われ、出席したことを認めたという。
その上で同事務所は「報道されていたような金額ではありませんが、帰り際にご連絡頂いた先輩芸人より、直接金銭を受領したということも認められました。その会合が反社会的勢力の主催であったことの認識は当人たちには無かったとはいえ、コンプライアンス違反と社内にて重く受け止め、今回の処分に至った次第です」と明らかにした。
ザブングルの2人は、事務所を通じてコメントを発表。「この度は、いつもお世話になっております関係者の皆様、応援してくださっている皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。お世話になっている他事務所の先輩の急なお誘いとはいえ、事務所に相談・報告することなく参加してしまった自身の確認不足、認識の甘さにより、このようなことになり本当に申し訳ございませんでした。相手先が反社会勢力の団体と知らずとはいえ、そのような場に不用意に参加してしまいましたこと、深く反省しております。二度とこのようなことのないようにいたします」と謝罪した。