MBS、明石家電視台の放送事故を謝罪 謹慎処分の宮迫が冒頭出演、途中で切り替わる

 毎日放送は25日、24日に放送された「痛快!明石家電視台」で放送事故が起きたと発表し、「今回の事故は、視聴者の皆様に高い関心を寄せていただいている中で発生したものであり、差し替えるべき番組も不完全な放送になってしまったこと、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 24日放送の同番組では、吉本から謹慎処分を受けた宮迫が冒頭から出演。番組HPでは、宮迫の処分を受け「放送内容を変更します」として「実際どうなん!?木下大サーカス(再)」を再放送するとしていたが、冒頭から、宮迫処分前の「大解剖 最新女性下着の世界」が放送。宮迫がひな壇後列に座っているところが映った。その後、明石家さんまが出演者の重盛さと美に話を振っている5分39秒後に、唐突に画面が「木下大サーカス」に切り替わった。

 MBSは「昨夜から未明にかけて放送しました当社のテレビ番組『痛快!明石家電視台』におきまして、放送すべきものではない別の放送回が一部放送される放送事故が起こりました」と説明。

 その原因について、「差し替え用の放送素材はDS(データサーバ)へデータ転送など正常に準備されていました。ところがAPS(自動番組制御装置)の放送運行データが切り替わっておらず、差し替え前のままになっていました」と説明。送出を監視していた社員が不具合に気付き、手動操作で切り替えたが「午前0時29分45秒から30分2秒までの17秒間、『番組の放送中に、一部不体裁がありましたことを、お詫び申し上げます』とのスーパーを送出しました」とした。

 すぐに機械のメーカー側と原因を調査したところ、「システムの不具合により本来は自動制御されるデータの切り替えが正常に作動せず、DSとAPSの放送運行データが異なった状態になってしまったことが分かりました」と明かした。

 再発防止については「不具合の発生を防止することはもとより、不具合が発生した場合にいち早く検知できるよう対策を講じるなど、このような事故を二度と起こさないよう務めます」とし、「今回の事故は、視聴者の皆様に高い関心を寄せていただいている中で発生したものであり、差し替えるべき番組も不完全な放送になってしまったこと、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

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