ＮＨＫ連続テレビ小説の１００作目となる「なつぞら」（月曜～土曜８時）。６月２６日は第７５話が放送される。アニメーターとして夢を追うなつは、雪次郎の思いをどう受け止める？

　雪次郎（山田裕貴）を菓子職人の道に戻すために、北海道から上京してきた雪之助（安田顕）と妙子（仙道敦子）、とよ（高畑淳子）。雪次郎は、自分の夢を追わせてほしいと必死に懇願する。しかし抵抗むなしく、「川村屋」に連れ戻されてしまう。なつ（広瀬すず）は雪次郎と雪之助の双方の気持ちがわかるだけに、どうしていいのかわからず戸惑うのだった。

　朝ドラの記念すべき作品となる「なつぞら」は、ヒロインに広瀬すずを起用。戦後の焼け野原の東京を経て、広大な北海道の大自然のもと育ち、日本アニメの草創期を舞台にまっすぐに生き抜く、なつの夢と冒険、愛と感動のドラマを描く。脚本は、朝ドラ「てるてる家族」、大河ドラマ「風林火山」を手掛けた大森寿美男氏によるオリジナル作品。