北方領土で戦争発言 丸山議員1カ月ぶり国会
北方領土へのビザなし交流訪問の際、戦争で領土を取り返すことの是非に言及し、衆院が糾弾決議を可決した丸山穂高衆院議員=日本維新の会除名=は25日、約1カ月ぶりに国会へ出席し、衆院本会議で安倍内閣不信任決議案に反対票を投じた。出席後、記者団に「ぶれずにしっかり仕事をして任期を全うしたい」と述べ、議員辞職を重ねて否定した。
丸山氏は5月24日、2カ月の休養が必要とする診断書を衆院に提出。6月6日の糾弾決議採決を含めて国会を欠席していたが、この日は、体調は万全ではないものの「不信任案は重要な採決だ」として本会議に出席したという。糾弾決議を受けたことに関しては「非常に遺憾だ。(北方領土問題を巡り)いろんな議論は当然あってしかるべきだ。国会が議論をしないというのは非常に問題だ」と反論した。