反社会的勢力の宴席で闇営業を行い、金銭受領していたことが判明した吉本興業の芸人１１人と別事務所の２人が無期限謹慎処分となって一夜明けの２５日、影響は各方面にさらに拡大した。処分を受けたロンドンブーツ１号２号の田村亮（４７）の相方・田村淳（４５）はツイッターに「相方に嘘をつかれた事が本当にショックでした」と厳しい言葉と、揺るがぬ愛情を記した。芸人の出演番組の差し替えを巡っては放送事故も発生した。

　田村亮の相方・田村淳は２５日未明、ツイッターを更新。「おまえを軽蔑する！」などと厳しい口調で相方を叱責した。

　亮から電話で「実はギャラをもらってました」と告白されたという淳は「ショックでした」と心境を吐露。「知らなかったとはいえ、被害者から騙し取ったお金で支払われたギャラを受け取っておきながら、返金もせず嘘をついて、このままで平気なのか！世間の皆様、所属事務所、番組のスタッフにも正直に全てを話すべきだ！」「昔の正直者で真っ直ぐなところがなくなったらもう亮じゃない！」と叱責したことを明かし、「相方に嘘をつかれた事が本当にショックでした」とつづった。

　そして「皆様、どうか亮に厳しい目を向けて下さい！僕も誰よりも厳しい目を向けたいと思います」と猛省を促し、最後は「そして、しっかりと反省した亮とまたコンビの活動を続けられたらと思います」と締めくくり、相方への揺るがぬ愛情をにじませていた。

　亮は問題発覚当初、淳にも金銭の受領を否定し、８日のツイッターでも「お金を受け取ってなかった」と否定。亮の説明を受けて、淳はツイッターで「ギャラなどは一切、一切受け取ってないと言っています」「僕は亮の言葉を信じたいと思います」と発信していた。