元モー娘。市井紗耶香 参院選出馬 4児の母日本の未来へWowWow立ち上がる
元モーニング娘。でタレントの市井紗耶香(35)が26日、都内で、立憲民主党公認で参院選(7月4日公示、21日投開票)の比例代表に立候補することを表明した。4児の母として、現在の十分でない育児・保育環境の日本を変えるべく、政治の世界に飛び込むことを決意。選挙活動では子育て支援政策を打ち出していくとした。タレント活動は「議員になるために専念したい」と、一時休業するという。
市井は白いスーツ姿で、福山哲郎幹事長(57)と共に会見した。14、12、6、2歳の子供を育てる母親の目線から「子育てを経験する中で、今の日本が子育て世代に温かいのか疑問に思う」と問題提起し、「現役のお母さんが政治の世界には少ない。これから日本を支える子供たちのために頑張ってみようと思った」と、政界挑戦への理由を明かした。
立民に声をかけられたことから出馬を決意。出産までは政治を「遠い存在」と感じていたというが、守りたいものを守るために政治が不可欠だと実感した。多様性を認め合い尊重する党風に共感したことで、同党から出馬する意向を固めた。
政界挑戦をモー娘。の仲間たちには報告できていないが、真っ先に同期の矢口真里(36)と保田圭(38)に報告したいといい、同じ母としての立場から「子供たちのために何ができるか話してみたい」と希望した。
今後のタレント活動については、「器用ではない」という自身の性格から、政界に専念するために休業を宣言。議員になった後については、「改めて党や家族と相談して決めたい」とした。
市井は2004年5月にギタリストと結婚し、同8月に長女を出産。2女をもうけたが11年5月に離婚した。12年7月に美容師と再婚。13年3月に長男、17年4月に三女を出産した。