春風亭昇太新会長が断罪、反社会的勢力との関係は「もってのほか」
落語家の春風亭昇太(59)が、公益社団法人「落語芸術協会」の新会長に就任したことが27日、発表された。任期は同日から2年。会見では芸能界を騒がせている“闇営業”や“反社会的勢力との関係”についての質問も出た。昇太は新会長として「反社会的勢力っていうのはもってのほか」と断罪し、「落語家も社会人なので」と襟を正して活動していくとした。
落語芸術協会は「公益財団法人」という法人格を持っているため、厳格な団体統治(ガバナンス)が求められる。「それ(落語)を通じて社会に貢献とまではいかないですけど、文化を広めていくのが公益法人の役割なので。反社会的勢力っていう、そういうものはもってのほかなので。その辺は協会員も自覚はしています」と各々の自覚を促した。
過去を見ると、破天荒さも芸人としては魅力につながりうるが、「落語家もね、社会人なので。ちょっと前は、落語家さんって芸人さんだから…みたいなところがあったと思うんです。そういうのが通用しない時代にもうなっている。そういうところは襟を正して、まっすぐ社会人として協会のみんながやってもらったらいいなと思います」との見方を示した。なお、「ちなみに私はそういう営業はやっておりません」と宣言していた。