蛍原「宮迫のおかげで今、俺がある」 騒動後も変わらぬ相方愛と恩義
ナインティナインの岡村隆史(48)が27日深夜、ニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(木曜、25・00)に生出演。振り込め詐欺グループとの闇営業で謹慎処分となった同じ吉本興業所属の芸人らに連絡を取ったことを明かした。また、「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)とその相方、蛍原徹(51)への思いを語った。
処分を受けた芸人には「お話ぐらいは聞くで、しんどくなったりしたら言うてな、と」と自ら連絡を取ったことを告白。ただ、宮迫に対しては「なんて声かけたらいいかわかれへんから」と連絡していないという。
複雑な思いには理由がある。「雨上がり」とは、90年代に結成された若手中心のユニット「吉本印天然素材」時代からの仲間。ナイナイは若くしてブレークし、岡村が21歳で東京に進出。下積みの営業とは無縁のまま、スター街道を歩んできた。一方、雨上がりは「だいぶ泥水すすって、遠回りして遠回りして」現在の地位を築いた。
宮迫には若手時代に「めちゃくちゃかわいがってもらったからこそ、悔しい思いもある」「何でやねん」「そんな人がこんなとこ(闇営業)行かなくても」と悔しい思いを吐露した。
騒動後、相方の蛍原には連絡したという。蛍原は「宮迫のおかげで今、俺あるねん」と2歳年下の相方・宮迫への恩義を口にし、「だからオレ、どうなってもしゃーないねん」と怒ることも悔しがることもなく、いつものあの調子で言っていたという。
岡村は「そういう思いも宮迫さんも分かった上で反省してもらえたらな…って思いますけども」と慎重に言葉を選びながら話した。そして、「相方さんがまた、かわいそうやん、こうなったら。大変やで。相方、頑張ってほしいな、これ、耐えてほしいな、と思ってます」と処分を受けたタレントの相方たちの胸中を思いやっていた。