桂文枝 共演の高島忠夫さん悼む 後輩でも「さん」づけを褒められる

 俳優の高島忠夫さんが26日午後に老衰のため死去した。88歳。28日に所属事務所が公表した。27日に家族だけで密葬を執り行った。現状、お別れの会などは予定していないという。フジテレビ系クイズ番組「クイズ!年の差なんて」で高島さんと共演した落語家・桂文枝は28日、コメントで「あなたとお別れするとは無念の極みです。あんな明るい方が病と闘うなんてお気の毒でした」と悼んだ。

 高島さんについて文枝は「中学生の頃、新東宝映画で主演された映画を観てから、ファンになりました。東宝で怪獣映画に多く出演されていました。テレビ番組、『クイズ年の差なんて』でご一緒させていただいた時どれほど嬉しかったか、会うたび、私の出演番組を観ていただいて、いろいろアドバイスをくださいました」と回顧。

 また「1番覚えているのは番組で 明石家さんまさんと一緒に出演した際、私が 彼のことを『さんまさん』と、呼んだことをとても褒めてくださいました。後輩でもちゃんと『さん』づけにしたのは偉いと礼儀正しい高島さんらしいご指摘でした」と振り返った。「明るくて、品があって、、、もう会えないと思うと淋しい限りです。どうか安らかにお眠りください。今まで優しくしていただきありがとうございました。合掌」と言葉を贈った。

 同番組は1988~94年に放送された。「ヤングチーム」と「アダルトチーム」が世代間ギャップを表したクイズで対戦。文枝が司会で、高島さんは「アダルトチーム」の回答者を務めた。

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