宮迫「行列」降板へ 代役は千原ジュニア 闇営業に不倫騒動…テレビ復帰自体絶望的
2014年12月に大規模詐欺グループの忘年会に出席して金銭を受け取っていたことが発覚し、所属の吉本興業から24日に謹慎処分を下された、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が、レギュラー出演していた日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜、後9・00)を降板する方向であることが29日、分かった。宮迫は現在、週替わりのMCも担当しており、代役は同じ吉本芸人の千原ジュニア(45)が務める見込みだ。
無期限の謹慎処分が下されていた宮迫に、さらなる“ペナルティー”が追加された。一部の関係者によると、宮迫は金銭の授受について当初「受け取っていない」と虚偽の回答をしていたことで、イメージが大きく悪化。過去にも不倫騒動を起こしていたこともあり、「テレビ復帰自体が絶望的」という状況だという。
また「行列-」は法律を扱い、弁護士軍団が出演する番組とあり、他の番組と比較してもコンプライアンスの“ハードル”が高い。そのため、反社会的勢力からの金銭授受が発覚した宮迫の降板は、早々に決定したとみられる。
宮迫の“代役”として起用濃厚なのが、同じ吉本興業所属でほぼ同期である千原ジュニア。歯に衣着せぬ軽妙なトークは老若男女を問わず人気があり、“格”的にも宮迫と同等。過去に不祥事を起こした経験もなく、今回の謹慎芸人続出の件についても、25日に出演したTBS系「ビビット」(月~金曜、前8・00)でも、宮迫らを厳しく批判するなど、自身の「潔白」をうかがわせている。
「行列-」のMCは現在、宮迫と東野幸治(51)、フットボールアワー・後藤輝基(45)が週替わりで務めている状態。現時点で7月14日放送分まで収録されており、宮迫の出演場面については「可能な限り配慮」した上で放送される。
くしくも初代MCの島田紳助さん(63)も、2011年に暴力団との交際により芸能界から引退する形で番組を降板。8年の時を経て、同じく反社会的勢力とのつながりが番組に多大な影響を与えてしまった。