NGT48 つながり防止などの対策を発表、SNSでの誹謗中傷には法的措置も

 NGT48は1日、NGT48劇場支配人の早川麻依子氏の名義で、昨年の元メンバー・山口真帆の告発に端を発した一連の騒動について公式サイトで改めて謝罪し、「セキュリティ対策の強化について」、「つながり防止対策」など7項目の対策を発表した。また、対策の中で、SNS等での誹謗中傷に対して法的措置をとることを明言した。

 文面ではファン、新潟県、関係者に一連の騒動を「改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 「今回、一連の出来事を通じて、かけがえのない存在であるメンバーを苦しい立場に立たせてしまったことは、支配人としても忸怩たる思いでございます」と反省し、「今後は二度とこのような事態を招かぬよう、改善にベストを尽くしていく所存です」と、再発防止を誓約した。

 対策によって「皆様の信頼を取り戻しながら、NGT48が多くの皆様に笑顔を与える存在となれます様、努力してまいります」と、信頼回復を目指している。

 7つの対策は次の通り。

 (1)NGTメンバーのセキュリティ対策の強化について

 ・防犯用のGPS通報専用端末の配布

 ・警備会社による劇場周辺やメンバーの自宅周辺の巡回の強化

 ・緊急連絡網の見直し

 ・地元警察との連携の強化

 ・メンバーからの不審者情報等の集約と当該情報に基づく迅速かつ適切な対応

 ・チケット受付における生体認証(顔)認証システムの導入の検討

 (2)送迎対策

 ・送迎ルートや方法等の随時見直し

 ・送迎時のスタッフの帯同強化

 (3)つながり防止対策 メンバー本人及びご家族の同意・協力の下、つながり防止対策として以下を実施して参ります。

 ・「私的領域(プライベートな空間)において特定のファンを優遇すること」等、ファンとの私的なつながりの定義の明確化と禁止ルールの遵守の徹底化

 ・SNSのDM返信のチェック体制構築

 ・プライベートな環境でファンと遭遇した場合の、運営への即時連絡

 ・握手会レーンへの防犯カメラ設置

 ・まとめ出し時のスタッフの対応強化

 (4)NGT48メンバーのメンタルケアの体制強化

 ・希望するメンバーへのカウンセリングの実施

 ・メンバーのご家族との連絡強化、個別面談の実施

 (5)NGT48メンバーと運営のコミュニケーション

 ・マネージャー、支配人に加えて、役員、社長面談の実施

 ・スタッフとNGT48メンバーによるミーティングの定期開催

 (6)運営面での意識改善の機会創出 ファンの皆様との望ましい距離感をとるべく、考える機会の創出とルール化を進めております。

 ・メンバー、スタッフ参加の専門家、弁護士を招いたSNS講習会の実施

 ・運営スタッフの危機管理意識の改善

 ・メンバーの心得の作成

 (7)活動の安心・安全のための毅然とした対応

 ・今回の出来事に対する民事訴訟の提起

 ・メンバーの名誉やプライバシーの保護として、SNS等における脅迫ないし誹謗中傷の投稿や書き込みに対する民事上及び刑事上における法的措置の実施を含む厳正な対処

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