テレ朝社長「アメトーーク!」「ロンハー」の打ち切り否定、視聴者に謝罪

 テレビ朝日が2日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。所属事務所を通さない闇営業(直営業)で、2014年に詐欺グループの忘年会に参加したため所属する吉本興業から謹慎処分を受けた雨上がり決死隊の宮迫博之が出演する「アメトーーク!」、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が出演する「ロンドンハーツ」について、亀山慶二社長・COOは番組打ち切りを否定した。

 質問を受けた亀山社長・COOは「視聴者の方々、そして番組を応援してくださっている皆様に大変、ご心配をおかけすることになりまして、まことに申し訳なく思っております」と問題を受けての心境を語った。その上で、「現状では番組の打ち切り等は考えておりません。今後の状況を見ながら慎重に判断をしていきたいというふうに思っております」と説明した。

 謹慎処分が24日に吉本興業から下された後、それぞれの番組は宮迫、田村亮の出演部分がカットされる形に編集されて放送された。

 また「アメトーーク!」は宮迫がMCを務めていることもあり、番組名の変更や新MCの導入についての質問も出た。これについては編成担当の西新取締役が回答した。タイトルについては「番組タイトル等の変更は考えておりません」。MCについては「MCに蛍原さんはもちろん務めていただくわけですけども、いろんな形で企画が『○○芸人』とありますので、そういう企画によってはMC側にゲストとして別のタレントに参加していただいて、進めていくようなことも今後、考えていく」と、蛍原をMCとした上で、それを補佐するゲストを招くプランがあることを明かした。

 「ロンドンハーツ」については、西取締役は「(田村)淳さんに務めていただく」とした。また、今回の問題を受け、損害賠償請求を行う可能性があるか、という質問には、西取締役は「取引に関することなので、こちらではコメントを控えさせていただきます」とした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス