三浦春馬 天才子役との共演で父性愛に目覚める「首ったけです」
三浦春馬(29)が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ「TWO WEEKS」(16日スタート。火曜、後9・00)で、ドラマの重要なシーンとなる白血病の娘との親子の出会いの場面の撮影がこのほど行われた。
このドラマは、殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が白血病の娘・青柳はな(稲垣来泉=11歳)の命を救うために2週間の逃亡劇を繰り広げるサスペンス。ドラマのカギを握る少女役の来泉ちゃんは、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で水田正平(伊藤淳史)と鞠子(相楽樹)の娘・水田たまき役をはじめ、「アンナチュラル」では石原さとみの幼少期を演じるなど、天才子役として知られる。
三浦自身も子役時代を振り返り、共演の“大人”の俳優から「同じ目線で芝居の相談をされてすごくうれしかった記憶があります」と話していたが、実際に撮影現場では、台詞の言い回しや動きについて、来泉ちゃんに意見を求める場面もあった。
待ち時間には一緒に遊んだり、話をしたりしてすっかり仲良しに。「もう僕もみんなも来泉ちゃんに首ったけですね。現場で来泉ちゃんとたわいのない話をしていると、彼女の笑った顔や存在をしっかり思い浮かべて、これからいくらでも結城として芝居できるな、って思いました」と“父性愛”に目覚めたように笑顔で話した。
約100人のオーディションで選ばれた来泉ちゃんについて、岡光寛子プロデューサーは「オーディションで見た時に『この子がはなだ!』と思いました。人なつっこさ、子供っぽい笑顔、卓越した演技力」と絶賛している。