女優・広末涼子（３８）が２日、都内で、「第４５回放送文化基金賞」の贈呈式に出席した。ラジオドラマ「ストリッパー物語」での妖艶な声の演技が評価されての選出で、会場入りするとテレビドラマ部門受賞者の桃井かおり（６７）と、ハグを交わして談笑。スピーチでは、かつて桃井から「賢くＨな女性になってね」とアドバイスされたことを紹介し、「１０代の私には賢いとＨが共存する女性像が想像できず、意味が分かりませんでした。今回賞をいただけて、かおりさんの言葉に少し近づけたかな」と胸を張っていた。

　桃井はＮＨＫドラマ「詐欺の子」で演技賞に輝いて、「白黒の時代から出ていますが、テレビの賞をあまりもらったことがありません。橋田壽賀子賞は絶対来ませんし。（前回の受賞から）この２０年、ボーッとしてたんでしょうか」と、“受賞者”の１人である人気キャラクター・チコちゃんの決めぜりふを拝借。壇上で対面したチコちゃんとは、自撮りで記念撮影していた。