小倉智昭 サウスポー自粛騒動に「ライオンズだったらファンやめる」
キャスターの小倉智昭が3日、フジテレビ系「とくダネ!」で、プロ野球中日が球団応援団へ「お前」という言葉が出て来る応援歌「サウスポー」自粛を求めたことについて「こんなことより中日はもっと強くなることを考えた方がいい」と猛批判した。
番組では、中日が応援団へ「サウスポー」自粛を求め、物議を醸している問題について特集。「お前が打たなきゃ誰が打つ」という歌詞の「お前」という部分が教育上良くないなどというのが理由となっているが、小倉は「こんなことより中日はもっと強くなることを考えた方がいいと思う」と言い放ち、「ぼくがもしもライオンズでこういう話出てきて、お前と言わないでくれって言われたら、ライオンズファンやめますよ。そういう意味合いじゃない。応援歌の意味って」と、大ファンの西武が同じ事を言ったらファンをやめるとまで公言した。
番組では、「お前」を自粛すべきか500人にアンケートを実施したところ、女性は203人が、男性は184人が自粛に「賛成」としていると紹介したが、小倉は「今、『お前』問題があったからアンケートをとるとこういう数字になる。賛成する皆さんがそれまでそれについて変だなと考えたことがあるのか」などとコメント。
「お前だって、もともとは『御前』とかっていい言葉からきてるわけじゃないですか」と語源の一説も紹介し「球団の人は選手に対してお前って言葉、一切使ってないんだろうね」とチクリ。
また自粛の理由が「教育上」とされていることに、伊藤利尋アナは「教育上良くないなら、全球団でやらないと…」とも語っていた。