漫画家・槙ようこ氏が引退で“りぼんっ子”悲鳴 りぼん8月号で有終
漫画家の槙ようこ氏が3日、インスタグラムで漫画家を引退することを報告した。この日発売された少女漫画雑誌「りぼん」8月号で最終回を迎えた「きらめきのライオンボーイ」を最後の作品にするとしており、りぼん読者の“りぼんっ子”からは悲鳴が上がっている。
槙氏はインスタグラムに「本誌の読者の皆様にお伝えさせていただきました、私槙ようこはこの連載を最後に漫画の世界から引退させていただきます」と報告。「これまで沢山の方に応援していただき、本当に本当にありがとうございました」と読者へ感謝を伝えた。
槙氏は今年でデビュー20周年。「とはいえ、まだまだお伝えしたいことお知らせしたいこともたくさんありますので、こちらのインスタグラムはデビュー20周年期間の来年3月17日までやらせていただきたいと思います」と、インスタグラムはまだ更新予定であるとした。
「私の引退は決して後ろ向きではなく、前向きな気持ちで心に決めていたことなので最後の最後まで夢中で楽しみきりたいと思っています」とも記している。
槙氏の最後の作品となった「りぼん」8月号では、槙氏は表紙と巻頭カラーを担当。同誌の中でも引退を読者に報告している。
この突然の引退発表にりぼん読者のりぼんっ子は動揺。ネットでは「引退ってびっくり」「えっっっっっ引退?」「ショックでかい」「悲しい」などの声が続々。「槙ようこ先生の作品が二度とでてこないなんてもう私は何を糧に生きていけば良いのやら」「中学時代までりぼん読んでてすごく好きな先生だったのに」など惜しむ声が数多く上がっていた。
槙氏は鹿児島県出身。99年にりぼんオリジナル4月号「ラブサービス!」でデビュー。代表作は「ソラソラ」「あたしはバンビ」「愛してるぜベイベ」「たらんたランタ」など。