つちやかおり ホームから母の「延命治療」について聞かれる
女優でタレントのつちやかおり(54)が3日、ブログを更新し、母が入所しているホームから「延命治療」について話がしたいと連絡が入ったことを明かした。
つちやはブログを「母と延命治療」と題した。「母が食べ物を受け付けなくなっている このままの状態が続いて何かあった時に どうするか…ホームから 話がしたいと連絡がきた」と発端について記した。つちやは「とうとうそんな?決断をしなければならない時がきた?胸を締め付けられる思いでホームに向かった」と心境をつづった。
母親はいつも通り車椅子に座っていたという。「穏やかな眼差し」だったとも記した。つちやは「ホームの方から『延命治療』という言葉が何度も出て それを聞く傍らで 母が机をトントン叩きながら ボソボソ何か呟いている」と母親の様子を描写。耳を澄まして母の言葉を聞くと、「そうですねぇ 気持ちがねぇ」と繰り返していた。
つちやは「意味はわからないけど言葉を発する事が嬉しい」と記した。「メロンと高タンパクドリンクをミキサーにかけたものを スプーンで口元に持って行くと 20サジは飲んでくれた…。美味しい? 聞く私に恥ずかしそうな笑顔」を向けたという。
つちやは「その母を眺めながら考えた 私の中で延命治療って 本当に寝たきりになった母が食事もせず 動く事も出来ず ただただベッドの上で 生かされてる状態で どうしますか?ってなった時 延命治療をするのかしないのか 初めて悩む事だと思ってた。だから今この状況で尋ねられても 答えが出ない」と笑顔を向けてくれる母に対して到底考えることはできないとつづった。
つちやは「ホームとしても何かあった時のために 取り決めをしておかなければトラブルになる事もあるのだと思う キチンと家族と意思疎通しておく事も大切だし。頭では理解できるのだけど」とホーム側の考えには理解を示しつつ、「延命治療については 明言出来ず帰ってきました」と記した。