江原真二郎がパーキンソン病を告白 「絶対にやるんだ」復帰に執念見せる
俳優の江原真二郎(82)が妻の女優・中原ひとみ(82)と共に4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、パーキンソン病を患っていることを明らかにした。
司会の女優・黒柳徹子(85)に「江原さんは、ちょっとパーキンソン病を患っていらっしゃるんですけど」と紹介された江原は「今、仕事はできない」と説明。それでも「本心はやる、絶対にやるんだっていう気持ちはある。彼女(中原)は気づいている」、「やりたいですね」と、復帰への執念を見せた。
病に気づいたきっかけは、横浜スタジアムにDeNA-巨人戦を見に行った際、江原が階段を踏み外して「血だらけ」(中原)になったこと。「老いは急激に来るのか」と心配した中原だが、医師にパーキンソン病の疑いを指摘され、検査した結果、パーキンソン病と診断されたもの。
現在は週2回のリハビリに取り組んでおり、「すごく良くなってね、歩けるようになって、歩行器を使わないようになって」(中原)と、順調だという。
江原はややゆっくりしたぎこちない口調ながら、「彼女(中原)が食事を作ってくれて、もりもり食べる。上手ですね」、「彼女はよくやってくれます」とのろけてみせ、「元気は元気です」と笑顔を見せた。
パーキンソン病は脳の異常が原因で体の動きに障害が出る病気。公表している芸能人には、米俳優のマイケル・J・フォックス、アラン・アルダ、米歌手のニール・ダイヤモンドらがいる。
江原は今井正監督の映画「米」、「純愛物語」に主演し、内田吐夢監督の映画「宮本武蔵」シリーズで吉岡清十郎を演じるなど、日本映画史上の名作に数多く出演した。