田口淳之介被告 大麻買ったのは小嶺被告、交際「続けていきたい」【初公判一問一答】

車で地裁入りする田口淳之介被告=東京地裁(撮影・西岡正)
初公判に出廷した「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介被告と元女優小嶺麗奈被告(イラスト・勝山展年)
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 大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された元KAT-TUNの田口淳之介被告(33)と交際相手の元女優・小嶺麗奈被告(38)の初公判が11日、東京地裁で行われ、検察側は懲役6月を求刑した。

 以下、弁護人からの質問に対しての田口被告の一問一答。

  ◇  ◇

 -なぜ出廷をしているのか。

 「大麻を所持したからです」

 -大麻を買ったのは

 「小嶺です」

 -小嶺の売人はどうなったか知っているか。

 「逮捕されたと聞きました」

 -大麻期間は?

 「正確には覚えていませんが、約10年ほど前からだと思います。3日に1回の頻度で使用していました」

 -罪をいつ認めた

 「家宅捜索が入った瞬間に大麻のことだと思って、罪を認めました」

 -認めた理由は?

 「大麻所持が違法と認識しておりました」

 -勾留期間の間で感じたことは?

 「たくさんの方にご迷惑をおかけした。将来の不安も感じていた。ライブツアーを控えていたのでなくなってしまうと不安だった」

 -保釈されてからどうしていたのか

 「関係者の方々におわびを入れた。とにかくご迷惑をおかけしたと文書でおわびを伝えた」

 -ファンからは何を感じたか。

 「皆さまからのファンレターで厳しいご意見を頂いた。応援するという温かい言葉も頂いた」

 -ファンレターを読んでどう思った

 「必要とされていると感じて、感謝の気持ちでいっぱいだった」

 -でも期待を裏切った

 「自分がやってしまったことの重大さを認識した。裏切ってしまった」

 -大麻使用の原因は

 「仕事、人間関係のストレスが1番の原因。(使用すると)心が落ち着いたり、気持ちがまろやかになると感じていた」

 -大麻使用のきっかけは

 「彼女から(大麻を使用していると)打ち明けられて知りました」

 -保釈後は病院に行っていた。どう診断された

 「私は依存症ではないと言われました」

 -やめなかった理由は

 「大きなやめるきっかけがなかった」

 -今後の小嶺とどうする

 「一緒に(交際を)続けていきたい」

 -交際を続けると大麻にまた手を出すとの声もあると思うが

 「彼女は今まで僕のファンに気を遣ってすりへっていったと思っている。分かっていながら真摯(しんし)に向き合わなかった僕自身に責任がある。注意し合いながら生きていきたい」

 -仕事はどうする

 「芸能活動を続けていきたいと思っております」

 -最後に言いたいことは。

 「今回の方でたくさんの方にご迷惑をおかけしました。自分自身を律して生きていきたいです」

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