TOKIO城島 ジャニーさんの眼力を明かす「どこを見てるんだろう?」
TOKIOのリーダー、城島茂(48)が13日、メインMCを務めるテレビ朝日の生番組「週刊ニュースリーダー」で、9日に死去したジャニー喜多川・ジャニーズ事務所社長の、多くのタレントを見いだした眼力について語った。
「滝沢(秀明ジャニーズアイランド社長)くんなんかでも、今は裏方になりましたけど、『どこを見てるんだろう?』とよく話してたんですよ」と、ジャニーさんの判断基準は見いだされたタレント自身でも理解できないという。
具体例として「『うちのジャニーは人と違うところをやっぱり見てるな』と思ったのは、僕はジャニーズJr.オーディションに立ち会ったことが一度あったんですけど。『この子がいいな』と思う子がいたんですけど、(ジャニーさんは)『いや、この子はダメだよ。実は茂、YOUこの子いいんだけど分かんなかった?この子いいよ』っていう。『えーっ?』て言って。後にその時『いいな』って言った子が、V6の岡田(准一)くんだったんですよ。実は。僕らも審査員みたいにいたんですけど、岡田くんはスルーしてて、申し訳ないんですけど。後に『あの子、岡田くんだったんだ!』って気付いて。一瞬で、ジャニーさんは一人だけ『いた!』っていう」と、ジャニーさんがV6・岡田准一を見いだした時のことを振り返った。
また、「写真を送ったんですよ。事務所に。その写真を見て、ちょっと一回面接しようって言われて」と、自身が大阪のホテルのロビーでジャニーさんと初めて会った時のことを回想。「実際パッとお会いした時にひとこと言われたのは、『寂しそうな笑顔をするよね』って言われたのを覚えているんですよ」と振り返った。
TOKIOがバンド形態をとったことについては「歌って踊るのがジャニーズの基本なんですけども、自分が踊れなかったもので、『YOUは何ができるの?』って言われて、『ギターだったらやってるけど』、『じゃあそれをやればいいじゃない』。不得手な物よりも、得意なものを伸ばせばいいんじゃないのっていう方ですよね」と、ジャニーさんの育て方から来ていたことを説明。
「私自身、奈良の片田舎から出て来たことを考えますとね、うちの社長に見いだされた部分がありまして。ここでしゃべっているのもうちの社長のおかげなんだなと」と、ジャニーさんに感謝していた。