ジャニーズのタレント・中居正広（４６）が１３日、司会を務めるテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」（土曜、正午）に出演。９日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため８７歳で死去したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんとのエピソードで、自身の歌唱時にマイクの電源を切られていたことを明かした。ジャニーさんの死去以来、公でコメントするのは初めて。

　中居は同局系音楽番組「ミュージックステーション」の思い出として「歌っている時にアドリブでマイクを回してかっこつけている時期があった。決まると調子こいて何回もやった。ある時マイクを落として、照れ笑いしながら拾って続けたらジャニーさんにすごく怒られた」と回顧した。

　続けて「普通、マイクが落ちると音がするでしょう。でも音が出なかった」と状況を説明。その時ジャニーさんは「ＹＯＵ、何回もやっちゃだめだよ」と中居をとがめ「ＹＯＵのマイクは入ってないんだよ！」と、中居が“口パク”であることを明かしたという。

　中居本人はそれまで、マイクの音が入っていると思って歌っていたが「以来、マイクが入っていないか気になっちゃって。軽いから見たら電池も入ってない。『ジャニーさん、僕のマイク電池入ってないんだけど！』って、気分的に電池だけは入れてもらった」と笑いながら振り返った。