茂木健一郎氏 サファテの投稿に「残念な認知的失敗」…米国が嫌いなら去れ

 脳科学者の茂木健一郎氏が13日、ツイッターに新規投稿。プロ野球・ソフトバンクのデニス・サファテがサッカー女子の米国代表ラピノーに「そんなに米国が嫌いなら去れ!」とツイートしたことに「残念な認知的失敗」と投稿した。

 サファテのツイートに差別的との批判があり、サファテは12日に日本語で「意図せず、私のツイートが差別的だと感じられたのであれば謝罪します」「代表チームの主将は、なおさらその国に敬意を持って欲しいと感じています 本当に米国も、国歌も国旗も嫌いなのであれば」などと釈明した。

 茂木氏は、サファテの投稿について論評する映画評論家の町山智浩氏のツイートを紹介。町山氏は「ラピノーは愛国ゆえにトランプを嫌っているんだよ。政権と国をごっちゃにする人はどこにもいるね」と投稿した。茂木氏は「ほんとうに。残念な認知的失敗です」とツイートした。

 ラピノーはトランプ政権に批判的な姿勢で知られ、W杯で優勝して招待されても「ホワイトハウスには行かない」と表明。「私は徹底的に米国人だ」と母国を大切に考えていることを語っている。

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