東山紀之 「親」のジャニーさんをみとれず「間に合わなくてごめんなさい」
少年隊の東山紀之(52)が14日、MCを務めるテレビ朝日系の生番組「サンデーLIVE!!」に出演し、所属するジャニーズ事務所の社長で9日に87歳で死去したジャニー喜多川さんを「僕はジャニーさんとの出会いによってここに存在しているわけですから、やはり親だと思うんですね。その親を亡くすというのは自分にとってもショックですけど、これだけ顔も知らない、声も知らないのに、こんなに知られている人って世界にいないんじゃないかと思いますね」としのんだ。
ジャニーさんとの思い出を「いつも期待してくれてね、見守ってくれましたから。唯一、褒められたことがありました。『YOU、魚の食べ方うまいね、プロ級だよ』って言われました。プロあんのか大体って思いましたけど。母親の手伝いをしていたのが、きちんとしてるなって思ってくれたみたいですね」と回想。
「倒れたというのを聞いてから、いつも心の中にいましたけど、より明確になったというか」と、ジャニーさんとの絆を再確認したという東山。ジャニーさんとの別れについて「亡くなった時も、3分から5分遅れて行ったんですが。もう既にマッチさん(近藤真彦)と滝沢(秀明・ジャニーズアイランド社長)が号泣していたので、ああ間に合わなかったなと思って。『間に合わなくてホントごめんなさい』みたいなことが大きかった」と、みとれなかったことを悔やんだ。
「すぐにマッチさんが代わってくれて。しばらく手を握ってたんですけどまだずっと温かくて、心臓が止まったように見えないな、このまま起き上がって『YOU何してんの』、みたいに言いそうな雰囲気だなあって感じだったんですけど、それがジャニーさんとの最期でしたけどね」と、“親”との最後の触れあいをかみしめるように語った。
また、「この場をお借りして、今回のさまざまなところで、ジャニーさんの功績を紹介していただいて、さまざまな方からコメントもいただきましたので、、深くお礼を申し上げたいと思います」と、関係者への感謝を述べるなど、事務所の年長者らしい気遣いもみせていた。