さんま ジャニー喜多川氏にNYのペントハウスに招かれた…でも行く勇気がなく
明石家さんまが13日深夜に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」にパーソナリティーとして出演し、9日に亡くなったジャニー喜多川氏との思い出を振り返った。米ニューヨークに同時期に滞在していたとき、ジャニー氏が宿泊する高級ホテルのペントハウスに招かれたが、行く勇気がなかったという。
さんまは26歳だった時に吉本興業に不満を抱き、「やめたい」と思ったことを明かした。その頃にフジテレビの番組「夜のヒットスタジオ」のメーク室でジャニー氏に出会い、ジャニーズ事務所入りを直訴した。
さんまは「ジャニーさんがまだ現場に来てらっしゃったころ。メーク室で『ジャニーさん、すんまへん。ジャニーズ入れてもらえませんかね』」と交渉した。さんまは「忘れもしない。フジテレビの回るイスでくるっと振り向いて『YOUはダメ』。あれが最初で最後。面と向かってしゃべったのは」と笑って振り返った。
さんまはさらにエピソードを披露。「ニューヨークに僕がよく行ってた時があって。同じ時期にジャニーさんも。やっぱりブロードウェーを勉強しに行かれて。1カ月くらい、いらっしゃるのかな。大きなホテルの一番上、ペントハウスを借り切って」とジャニー氏の私生活のいったんを話した。
ジャニー氏は、さんまがニューヨークに滞在しているということをテレビ関係者から知り、「ぜひうちのペントハウスに招待したい」と申し出たという。さんまは「行く勇気がなかった。また、『YOUはダメ』って言われるかもと思って」と冗談まじりに振り返った。