松山千春、銀座で渋谷で絶唱応援 急性喉頭炎から復帰1カ月足らず

 21日に投開票が行われる参議院議員選挙の、選挙戦で最後の日曜となった14日、与野党の候補者が全国各地で街頭演説を行い、支持を呼びかけた。日本維新の会から比例代表で出馬している鈴木宗男氏(71)は、東京・銀座や渋谷などで演説を実施。親交の深い歌手・松山千春(63)が応援に訪れ、ヒット曲「大空と大地の中で」の一部を熱唱するなど、大勢の聴衆を沸かせた。

 盟友の“最後の挑戦”へ、松山はありったけの声を振り絞った。JR有楽町駅前、銀座・三越前、渋谷・スクランブル交差点横の3カ所で、集まった多くのファンへ、「果てしない~大空と~」と歌のプレゼント。三越前では、雨模様にちなんで「銀の雨」も一部披露した。

 人生最後の出馬を明言している鈴木氏とは、同じ北海道・足寄町の出身で、初出馬となった1983年の衆院議員選挙から応援してきた間柄。自身は6月に急性喉頭炎悪化のため、全国ツアーのうち4公演を中止し、同26日の札幌公演で復帰したばかりだけに「皆さん、お体に気をつけて。まあ、喉をつぶしてコンサートを中止してしまった私が言うのもなんですが…」と自虐で笑いを誘った。

 歌唱前には「久しぶりに東京にやってまいりましたので」と冗談めかしたが、実際は5月に東京国際フォーラムでコンサートを行ったばかり。35年以上もタッグを組む盟友への、文字通り体を張った応援に鈴木氏も大感激で目を潤ませた。

 松山は一貫して「40兆円借金しながら毎年生活している。その借金が、積もり積もって1000兆。この借金を若い世代に残してしまっては、死んでも死にきれない」と政府の財政政策を批判。「税金を上げるだけだったら、バカでもできる」と千春節もさく裂させていた。

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