堀ちえみ 舌がん手術後初の肉声流れる「ああ、はい」…誹謗中傷被害で取材受け
今年2月に舌がんの手術を受け、リハビリ中のタレント・堀ちえみの術後初の肉声が16日、テレビで流れた。堀はブログに「死ね」などの脅迫めいた誹謗中傷コメントが寄せられたことから、今春に警察に被害届を提出していたことがこの日までに明らかになった。
堀と業務提携を結ぶ事務所への取材によると、2年ほど前から堀のブログへ誹謗中傷のコメントが寄せられるようになり、自宅ポストにも脅迫めいた嫌がらせの手紙などが投函されるようになっていたという。堀側は昨年末に警察に相談し、今年の春に警察へ被害届を提出。6月18日に「死ね」などの言葉をブログに投稿した女性が書類送検された。
16日に放送されたフジテレビ系「とくダネ!」「直撃LIVE グッディ!」では、15日、帰宅した堀を直撃した映像が流れた。堀は、「ブログなどに誹謗中傷の言葉があった件ですが」「書類送検されたが」「ネットの書き込みで傷ついた?」などの質問に、少しかすれ気味の声で「ああ、はい」「ええ、ええ」「ああ、はい」と短く相づちを打つように答えた。「謝罪のコメントとかお詫びはあった?」という問いには手を横に振るしぐさで応じた。
堀は今年2月22日に舌がんで舌の6割を切除する手術を受け、太股の皮膚を移植し再建。発声などのリハビリを続けている。また、4月には食道がんで内視鏡手術を受けた。
6月28日放送のTBS系「中居正広のキンスマスペシャル」では堀からの手紙が読み上げられたが、肉声はなかった。手紙には「まだ今は言葉もおぼつかない状態ですが、リハビリを重ねて必ず復帰して…」「諦めません」などとつづられていた。