裕次郎さん三十三回忌で石原軍団集結 舘ひろし、神田正輝ら参列し思い語る
1987年に死去した昭和の大スター・石原裕次郎さん(享年52)の命日にあたる17日、神奈川県横浜市の總持寺で三十三回忌の法要が営まれた。約500人のファンが見守る中、裕次郎さんの妻で石原プロモーション会長・まき子夫人(85)、おいの石原伸晃氏(62)、俳優・舘ひろし(69)、神田正輝(68)、徳重聡(40)らが参列した。
舘は、今回の法要で弔い上げとなることに、「長い間、三十三回忌まで毎年お付き合い頂き、本当にありがとうございました」と深々とあいさつ。「先代を遥かに超える歳になりましたけれども、いまだに52歳の石原裕次郎を超えられていないなと、すごく今日、実感しました」と偉大な先輩に思いをはせた。
また、神田は「手を合わせるときに心の中でありがとうございますと言うんですが、昔、石原さんが生きてらっしゃったときのように、『お前、もういいよ、ほっとけよ』と言ってるような気もする。それって石原さんの優しさや照れだと思うんですが、僕らはこれからもできる限り手を合わせるし、家でも手を合わせることは毎日している。石原ファミリーの中にいられたことが誇らしく思います。これからもそれを壊さないように頑張っていきたいと思います」としみじみ。
00年のオーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」でグランプリに輝き芸能界入りした徳重は、「裕次郎さんという存在のお名前をお借りして、この世界、石原プロに入り、ただただ感謝しかないです」と話した。