宮迫博之 吉本から契約解消受け降板続々決定「炎の体育会TV」「松本家」など
反社会的勢力との交際が発覚したお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が吉本興業からマネジメント契約を解消されたことを受け、テレビ各局は編集でのカットや代役などで対応していた宮迫のレギュラー番組降板をあらためて発表した。
TBSは19日、宮迫が出演していた「炎の体育会TV」(土曜、後7・00)の降板を発表した。「吉本興業が、宮迫博之さんのマネジメント契約を解消したことを受け、これまでの経緯や事実関係等を総合的に勘案し、レギュラー出演していた『炎の体育会TV』からの降板を決定致しました」とコメント。
同局は3日の社長会見で、合田隆信編成局長が番組自体の続行を明言した上で「宮迫さんの出演シーンについてはカットして放送という対応になります」と説明していた。
またABCテレビも19日、宮迫が「お父ちゃん」役で出演していたバラエティー「松本家の休日」(土曜、深夜0・10、関西ローカル)について「吉本興業と契約解消ということで、番組も降板となります」とした。「行列のできる法律相談所」を放送する日本テレビも「本日、吉本興業より宮迫博之氏に関する発表がありました。日本テレビは、総合的に判断し『行列のできる法律相談所』への宮迫氏の出演を取りやめます」と発表した。
宮迫は2014年に大規模詐欺グループの忘年会に出席していたことが6月6日に判明。当初はギャラの受け取りを否定していたが、金銭授受があったことが判明し、6月24日に一緒に参加していた田村亮らとともに謹慎処分となった。その後、吉本興業は宮迫が100万円を受け取っていたことを発表。加えて、この日発売の週刊誌「フライデー」が、現在収監中の男性からの金銭授受を報じており、吉本が宮迫を再度事情聴取していた。