香取 ジャニーさん死去後初の公の場 “育ての親”追悼「感謝しています」

 元SMAPの香取慎吾(42)が19日、都内で行われた、東京五輪・パラリンピックの「フィールドキャスト・シティキャスト ユニフォーム発表会」に出席した。9日に、以前に所属していたジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなって以降、初めての公の場。本紙などの取材に対応し、トップアイドルへと育ててくれた“父”を追悼し、感謝の思いを語った。また、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)もこの日、香取と連名でジャニーさんを追悼するコメントを発表した。

 発表会後、ジャニーさんへの思いを質問された香取は10秒ほど沈黙。悲しげな表情を浮かべながら「SMAPを生んでくれた方で、“アイドル”を教えてくれた方。感謝しています」と精いっぱいの言葉を紡いだ。

 12日に都内で営まれた、ジャニーズ事務所所属タレント約150人が参列した家族葬には、香取ら元SMAPの3人は参加せず。ジャニーさんが亡くなってからの10日間は「色んなことを思っていた」と常に思いを巡らせていたという。

 香取は87年にジャニーズ事務所に入所し、88年に11歳でSMAPとしてデビュー。ジャニーさんに、時に優しく時に厳しく指導され、トップアイドルへと上り詰めた。

 アイドルとしてだけでなく、人としての生き方も学んだ。ステージでの目線の置き方、気まずい時に「あーおなかがすいた」といってワンクッションを置くテクニック、師の教え1つ1つが体に刻まれているという。「今の自分がいるのは全てジャニーさんのおかげ」と感謝した。

 “育ての父”との別れに神妙な面持ちを見せた香取だが、最後は口角を上げ「笑顔で頑張ろうと思います」。恩師の思いを受け継ぎ、笑顔あふれる最高のエンターテインメントを目指して駆け抜けていくことを誓った。

 ユニホームデザイン選考委員を務める香取は、この日の発表会にブルーのグラデーションがあしらわれたシャツ姿で登場。猛暑の東京開催を考慮して着心地にこだわったといい、ボランティアに参加する人たちへ「皆さんの活躍によって2020大会が素晴らしい盛り上がり見せることを期待してます」と呼びかけた。

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