レコード会社「ＪＶＣケンウッド・ビクターエンタテインメント」は２０日、ロックバンド「Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈ（ドラゴンアッシュ）」のベーシスト、ＫｅｎＫｅｎこと金子賢輔容疑者（３３）が、この日までに大麻取締法違反（所持）の疑いで警視庁組織犯罪対策５課に逮捕されたことを受けて、ＫｅｎＫｅｎの参加したドラゴンアッシュの作品の出荷、配信を停止することを公式サイトで発表した。

　ＫｅｎＫｅｎはドラゴンアッシュの公式サイトではメンバーとして紹介されているが、同社は「正式メンバーではなく、サポートという立場」と説明。その上で「ライブ活動、音源制作などに関して、近年、Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈの活動に深く関わって参りました。弊社としては事の重大さを充分認識し、厳正な対処を致します」とし、「金子賢輔が制作に携わった、Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈの音源、映像作品の出荷および配信を停止致します」と「厳正な対処」を発表した。

　発表全文は次の通り。

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　金子賢輔（ＫｅｎＫｅｎ）の逮捕に伴うビクターエンタテインメントの対応に関しまして

　この度、弊社契約アーティストＤｒａｇｏｎ　Ａｓｈ」をベーシストとしてサポートしております「金子賢輔（かねこ・けんすけ）／ＫｅｎＫｅｎ（ＢＡＳＳ担当）」が「大麻所持の疑い」により逮捕されるという事態を起こしてしまいました。

　これにより、お客様、音楽ファンの皆様、関係取引先様に不信感を与え、ご迷惑、ご心配をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。

　金子賢輔は、正式メンバーではなく、サポートという立場ではございますが、ライブ活動、音源制作などに関して、近年、Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈの活動に深く関わって参りました。弊社としては事の重大さを充分認識し、厳正な対処を致します。

　これに伴い、金子賢輔が制作に携わった、Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈの音源、映像作品の出荷および配信を停止致します。関係各位におかれましては、ご迷惑、お手数をお掛け致しますが何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。

　以上

　令和元年７月２０日

　株式会社ＪＶＣケンウッド・ビクターエンタテインメント