サンド伊達 宮迫から東北震災後「数百万円の義援金」と明かす

 お笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおが21日、自身のブログを更新。反社会的勢力との“闇営業”が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)について思いをつづった。

 前日20日に行われた2人の謝罪会見を楽屋で見たといい、「とってもお世話になった大好きな先輩2人。顔つき、雰囲気、とてもいつもの二人とは思えない…腹を決めた表情。心からの『申し訳ありませんでした』。何度も。僕は、沢山の方にしっかりと今の気持ちが伝わったと思います」と思いやった。

 サンドは吉本所属ではないが、「僕ら、後輩芸人にとって…どうしても出たい影響力のある番組が『アメトーーク!』であり『ロンドンハーツ』でありました。番組でおいしくして頂き、それによって世に出た芸人も数多くいます」「事務所の違う我々にとっても、いつも笑顔で優しく接して頂き『また番組に来てな!』と言ってくれる希少な先輩方」と感謝の思いを記した。

 2人のエピソードも披露。「東北の震災直後、僕らの楽屋に宮迫さんが一人で来られて…地元大変やったな…時間かかりそうやな…と。しばらく楽屋でお話させて頂き、報道を見て奥さんと色々話して持ってきたからと、数百万円の義援金を僕らに託してくれました」と明かした。

 続けて「亮さんも、よく喫煙所でお会いする度に『東北どうなん?こないだ行って来たよ』『何か俺に出来る事があったら遠慮なく言ってな』といつも言ってくれた。こういう、背中を押してくれたお笑いの先輩がいたからこそ、震災関連の応援を表立って出来た」と振り返った。

 伊達は2人の会見について、「本当に優しい気持ちをもった先輩。だからこそ、知らなかったとはいえやってしまった過ちを…とにかく1日でも早く世間の皆様や被害者の方々に謝罪したかったんだと思う」と、その心情を察した。

 そして「宮迫さんも亮さんも、引退した訳ではないので、いつかまた一緒に笑いを作りたい。お世話になった先輩方に、微力ながら少しでも何かで恩返しさせて頂きたい」とつづった。

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