吉本興業 岡本社長が22日に会見へ 松本要求「そうしないとこの会社はダメ」
ダウンタウン・松本人志が21日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビの「ワイドナショー」(毎週日曜、午前10時~)に生出演。吉本興業の岡本社長が22日に会見することが発表された。岡本社長はVTR出演で一連の騒動や関係者に謝罪したうえで、「昨日のような会見をタレントにさせたことを心苦しく思っており、つきましては明日私が会見をさせて頂きたいと存じております」とした。
20日、反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が会見。これを受け番組は急きょ、緊急生放送となった。
松本は前日、ふたりの会見を受け、本社で上層部と会談。会社には「岡本社長に会見をさせなさい。絶対にだめ。そうしないとこの会社はだめ」と伝えたことを明かした。
松本は「(会見を)断片的にみたが、知らなかった事実があまりにも多すぎて。このままじゃ吉本は良くない。(ふたりがやったことは)悪から善とは思えない。ただ、ここまで追い込んだ会社は絶対よくない。吉本興業は壊れていく、つぶれていく危機感は持った」とし、「時代を読み間違えた会社なのかなと思った」と語った。
会見では宮迫と亮が号泣しながら全面謝罪するとともに、吉本興業から受けた圧力も告発。吉本に金銭受領の事実を伝えて謝罪会見を希望したが、吉本が阻止。岡本昭彦社長から会見すれば「全員クビ」と通告されたことも明かされた。2日前に突然「引退か契約解除」の2択を迫られ、吉本を辞めての会見に至ったと説明した。