キンプリ公演 ジャニー社長へ届け!!「王子様」+「大人」でファン悩殺

 King&Princeが21日、神奈川・横浜アリーナで「CONCERT TOUR 2019」の横浜公演を行った。デビュー2年目を迎え2度目となったツアーで、王子様キャラに加えてオトナな一面も披露し、4thシングル「koi-wazurai」(8月28日発売)など34曲を熱唱。9日に87歳で死去したジャニー喜多川・ジャニーズ事務所社長が最後にデビューさせたグループであるキンプリは、世界中にエンターテインメントを届ける存在になることを誓った。

 こだわりのステージを、全力パフォーマンスで飾った。2年目の進化として、キンプリの真骨頂でもあるキラキラの王子キャラだけでなく、“オトナの男らしさ”も漂わせた。

 「一番こだわったのは二面性を見せること。『王子様』のイメージをいい意味で覆したかった。上品でセクシーに大人っぽい面も見せたかった」と平野紫耀(22)。「Bounce To Night」では、鍛え上げられた肉体が衣装からはだけるシーンもあり、新たな魅力でファンを悩殺した。

 選曲、衣装、ダンスなど演出を自分たちで練り上げた。時には嵐・松本潤(35)からもアドバイスをもらいながら、自分たちの手で創り上げた舞台。2年目の自信を胸に臨み、まずは全国7都市を巡るツアーの第1章を終えた。

 昨年5月に「シンデレラガール」でデビュー。当時、ジャニーさんに、「俺が一番というつもりでやりなさい」と送り出された。「King&Prince」のグループ名も、ジャニーさんが命名。平野は「ジャニーさんから教わった以上のものを発案していって、世界の方々に日本のエンターテインメントを届けられたら、ジャニーさんも喜んでくれる」と、恩師の想像を超える世界レベルでの未来予想図を描いた。

 MCでは、永瀬廉(20)が「今、5人でやっていますけど、パズルのピースが1つ欠けています」と、パニック障害で活動休止中の岩橋玄樹(22)を思いやり、「いつでも玄樹が帰ってこられるように、全力でツアーを成功させます!」と誓っていた。

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