吉本社長 加藤浩次と緊急会談へ「この会見を見て、ミーティングをと」番組で退社辞さず発言
闇営業報道で揺れる吉本興業の岡本昭彦代表取締役社長(53)が22日、都内で会見した。
20日に雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮が謝罪会見で、岡本社長の“パワハラ”を告発したことを受け、この日朝、吉本所属の極楽とんぼ・加藤浩次が日本テレビ系「スッキリ」で、岡本社長、大崎洋会長ら経営陣への不信感を爆発させ、現状のままならば「俺は辞める」と断言。
加藤から「みんな怖がってる」とされた岡本社長は、「きょうの加藤君のお話も聞きまして。加藤君に関しては、この会見を見て、そののちミーティング、打ち合わせをと先ほど話をしております」と緊急会談することを明かした。
また、岡本社長は「(怖がられることは)ないとは言えないと思います。全員が、しゃべりやすいとか、そういうところまで至ってないと思います。それは僕の力不足と、僕の反省するところだと思います」と続けた。
その後、辞任はなく、体制が変わらないということで、加藤の退社可能性があることを伝えられると、岡本社長は改めて「この会見を受けてミーティングの場を設定させてもらってる。そこでの話になる」とした。加藤の「会社批判」に対して、処分はあるのかと聞かれると「きちんと話して、残っていただけるように」と返した。
「スッキリ」で加藤は、風通しの悪い空気が続いていたといい「これからもそれが続いていくと思ったらこの会社にはいられない。この体制、今の社長、会長体制が続くのなら僕は吉本興業を辞める」と断言し、経営側の刷新を強く求めていた。